江戸時代、時には情けを時には粋を売る場所、吉原遊郭。
愛や夢だを語ってみても一夜明ければさようなら、百人いれば百通り、遊女の想いがありました。
新衛門は江戸一番の札差「喜多村屋」の三代目。
丁稚顔に悩む新衛門は、男衆の顔なんてどうでもいいという藤丸に出会い…。
坂辺周一が贈る泡沫の情愛物語。
カマキリ女は長い髪をたらして血で染まったような赤いコートを着て現われる。
そして、狙われた人間は鋭い鎌で首を切り取られ人形に改造されてしまう…!! あなたたちには再教育が必要よっ!! 千秋のクラスにきた新しい先生はどこか奇妙で…。
今日もどこかで流血の鎌が振り下ろされる!! 「カマキリ女」他5編収録。
ケンカをすれば負けてばかり、試験の点数は常に50点以下と、何をやっても中途半端な中学生・丸井輪太郎。
ひょんなことがきっかけで自転車ロードレースに出場した輪太郎は、オリンピックをめざす坂巻と同着優勝を果たす。
将来、家業の自転車屋を継ぐことを決意した輪太郎は修行のため自転車で日本一周の旅に出かけるのだが……。
自転車での日本一周をめざし、友人の陣太郎と共に旅に出た輪太郎。
その途中、秩父山中の町で、有力者を父にもつ矢倉大吾と出会う。
傍若無人に振舞う矢倉の鼻柱を折るため、祭りの催しで行われる自転車大会に出場した輪太郎。
妨害に遭いながらも、何とか矢倉を負かし、賞品でもらったブタを引き連れて秩父越えに挑む。
奥秩父を越え、長野に入った輪太郎。
しかし、その先の道をめぐって陣太郎と対立。
諏訪から木曽の妻籠をとおって地獄谷へ行こうとする輪太郎に対し、小諸を通ることを主張する陣太郎。
結局、ふた手に分かれて地獄谷をめざすことに…。
諏訪湖、長野駅、善光寺を抜け、地獄谷へ向かう輪太郎。
しかし、そこには雪深い山道が待ち受けていた。
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